Nasaコラム

01/05/2025
さまざまな種類のティーバッグ
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普段使っているティーバッグはどんな形をしていますか?
ティーバッグの起源については諸説ありますが、最も広く受け入れられているのは、20世紀にアメリカの紅茶商人が絹の袋にサンプルを入れて送ったことが、現代のティーバッグの誕生につながったという説です。その後、素材はガーゼに変更され、商業的に成功し、最終的に現在のティーバッグへと発展しました。一杯分のお茶を簡単に淹れられ、お手入れも簡単なティーバッグというコンセプトは、多くの利点から人々に急速に受け入れられたと考えられます。
現在では様々なタイプのティーバッグが販売されています。中でも最も有名なのは、伝統的な二室式ティーバッグでしょう。他にも、平たい四角いティーバッグや、タグの付いていない丸いティーバッグなどがあります。中でも、近年の高級ティーバッグとして人気を集めているのが、三角型ティーバッグです。三角型は茶葉が動きやすい空間を作り、急須で淹れるのと同じように抽出できるため、豊かな風味と優れた抽出を実現しています。
実は、1987年に日本で世界で初めて三角ティーバッグが作られたという記録があります(日本経済新聞 1987年より引用)。興味深いことに、日本では二室式よりも三角ティーバッグが普及しています。この三角ティーバッグを製造する包装機は、実は当社のFUSO機で、業界のパイオニアです。FUSO機は2001年に海外のお客様へ初めて納入されました。現在では、FUSO機は60カ国以上で使用され、世界中で三角ティーバッグが生産されています。FUSO機の詳細については、特集ページでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
日常生活では当たり前のこととして捉えがちですが、その起源や歴史を知ることで、より深く理解できるようになります。テクノロジーと情熱を注ぎ込んだ一杯で、今日があなたにとって素晴らしい一日となりますように!