変わらぬ理念

村野 誠
創業者
1980年に世界で活躍する憧れと情熱からナサを設立、2009年に他界。
人間力溢れるキャラクターで沢山の人を魅了し、
現在のナサの礎を築きました。
合理的な考え方で作られる会社組織が主流である今日、人が会社を運営しているという根本を忘れがちです。私たちは、今までの資本主義が目標とした、自社を巨大化し、大きな利益を上げ、競合する他社を凌駕するという考えを否定します。
人を中心にして、社会の中で何を糧に生きて行くべきかを考え、国籍を問わず日本の古き良き時代にあった、従弟制度の良い部分を、当社の運営に生かしたいと思っております。(昔の徒弟制度は、師匠と弟子の関係でした。今は、先輩と後輩でしょう。社内の交流を促し、少しでも早く、プロの商社マンに成れますよう、支援していきたいと思います。)
私たちは、個人の成長を会社の枠に封じ込めず、その可能性を社会に還元しようと考えました。従って私たち自身も社会に同化し、会社を私しません。会社は熱意と実力のあるスタッフにより、未来永劫引き継がれるでしょう。同時に社外でも実力を発揮出来る、レベルの高い人材が育って欲しいと思います。
江戸時代からの鎖国から考えると、今の日本は考えられないほどの国際化が進んでいます。この押し止める事のできない流れの中で、国同士の相互補完、相互依存関係は益々進み、接点で活動をする商社は必要不可欠の存在であります。私たちは国際化社会の中で、日本は勿論の事、海外においても仕事を通じた社会貢献ができる会社でありたいと思います。
この業界で、世界で最も感謝される企業になる

安形 勉
CEO
1992年入社、2009年に代表取締役に就任。
当時のナサには珍しく入社後に海外を経験し、英語を覚える。
そろそろまたオートバイに乗りたいなと思う今日この頃。
当社は、「人と人、国と国を繋ぐ架け橋になる」という理念のもと、創業者村野誠が立ち上げた貿易会社です。日本独自のソリューションを世界中の企業へ届けることを仕事の出発点とし、設立45周年を迎えました。
世界各国のお客様と向き合う中で、私たちの活動の結果は、BtoB企業としてのお客様企業への貢献だけでなく、お客様の活動と、サプライチェーンを通じて、社会や消費者に対しても影響をもたらしていることを実感してきました。
私たちは、「企業もまたパンのみにて生くるにあらず」という考え方を軸に、活動のその先にある人々の笑顔を想像しながら、たくさんの気づきを形にかえ、様々な国に届けていきたいと考えています。
貿易会社としての強みを活かしながら、これまでの枠組みにとらわれず、各国から集まった多様な仲間と共に、志を高く、感謝を忘れず、活動を続けていきたいと思います。そして、その結果として、私たち自身が成長と幸せを感じることができ、さらなる仲間が集まってくる、そんな循環の場を築いていくことを目指しています。